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筆圧がかかっても折れない「シャープペン」が凄い

高齢者にも使いやすい文房具

文房具というと子供が学校で使う物というイメージですが、大人になってからも使いますし、高齢者もいろいろなシーンで文房具を使います。
今はEメールやラインなど、ツールを使った文字のやり取りが当たり前になっていますが、高齢者にはこういったツールは使いにくく感じますし、使いこなせない人の方が多いでしょう。

やはりここはアナログ式が便利です。
例えばシャーペンで文字を書くというのは、物忘れ防止にもなりますし、指先と脳を使うから認知症の予防などメリットも多いのです。
メモに書いて手元に置いておけば、うっかり忘れていても、メモを見れば思い出せるから、買い物に行っても買い忘れをせずに済みます。

しかし高齢者になると力加減が上手くいかなくなり、シャーペンの芯が折れてしまい、何度も書き直す事もあります。
これは高齢者に限らず、文字を書く時に力を入れて書く人によくある事ですが、毎回何かを書く度に、シャーペンの芯が折れるのはかなりのストレスになります。

高齢者の手先

折れないからストレスも軽減される

こういう時におすすめしたいのが、芯が折れないシャーペンです。
こういったシャーペンはいくつかのメーカーから販売されていますが、芯が折れない仕組みはほとんど同じです。

シャーペンはペン先に細いパイプのようなものが付いていて、そこからさらに芯が出てくるという仕組みです。
芯を出すときは反対側位ある、持ち手の先端をカチカチと押しまが、出しすぎると圧力に耐え切れずすぐにポキっと心が折れてしまいます。

芯が折れない仕組みに関してはメーカー毎の工夫もあります。
例えばぺんてるのオレンズは、ペン先のパイプだけで文字が書ける仕組みになっています。
これはパイプの先端ギリギリに、紙に引っかからない程度に芯が内蔵されていて、芯を出さずにパイプに守られたまま文字が書けるのです。

文字を書き進めるにつれてペン先のパイプはスライドして短くなって行きますが、普通のシャーペンと同じようにノックをすれば再びペン先のパイプが伸び、延々と心が折れずに文字が書けるようになっています。
これなら力が入りすぎてしまう高齢者にも使いやすいですし、ストレスを感じる事もありません。

ゆたらい通信.com